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2016.10.05 06:22|イベリス
これはイベリスを挿し芽したものです。

IMG_5621.jpg

まだ挿し芽をしたばかりで、何の植物だかもわからないような感じですが、イベリスは初めて挿し芽をしてみました。

IMG_5619.jpg

初めてやってみたことなので、これからどう育っていくのかはわかりません(苦笑)。
でも、きっと育ってくれるはず!

今回挿し芽をしたイベリスは、松原園芸で選抜をした選りすぐりのオリジナルイベリスです。
今までのイベリスとはちょっと違うタイプがあります。
挿し芽をしたのは2品種です。

販売までには、名前もつけてあげて、松原園芸ブランドのイベリスとして来年から販売が開始されます。
販売時期は2月中下旬ころを予定しています。
さて、どんな感じに育っていってくれるか楽しみですね〜。





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2016.08.30 06:22|イベリス
この植物はイベリスです。

IMG_6417.jpg

イベリスも今、松原園芸のオリジナル商品を開発中の段階なのですが、挿し木で増やす栄養系の品種を作ろうと思い数系統の個体を春に選抜していました。

その選抜した各系統を20株ほどに増殖をして、夏場の生育の様子チェックしています。
すると、、、冬から春にかけては絶好調だった系統も、夏になると急に調子をくずしたりするものが出てきました。
写真1枚目は、選抜した3系統を並べたものですが、一番右の系統は、増殖をしておいたすべての株で同じような状態になりました。

イベリスは寒さに強い植物なので、夏は苦手です。
そんな中でも、系統によって顕著に「夏がとっても苦手なんです〜」と訴えてくれる株が出てきます。

IMG_6422.jpg


逆に一番右の系統は、夏でもしっかり分枝をしながら、新芽を伸ばしてきてくれます。

IMG_6420.jpg

きっと、「私は夏でも平気よ〜」と言っているのかもしれません(笑)

植物は、同じ植物同士でも暑さに強かったり、寒さに強かったり、病気に強かったり、弱かったりと個体によって差がでてきます。
新しい商品として生み出す時は、できる限り弱いものではなく、強いものを作っていきたいので、こうした本来のベストシーズンでない時に生育の様子をチェックして、個体の性質を試験しています。

今回のイベリスの例では、当然、一番右の系統は商品になりません。
これは花の色や大きさがいくら良くても、植物自体が弱ければ商品として世に出すことはできません。
もちろん、生産する際の生産性にも大きく影響するので、丈夫な植物を開発することは重要になります。

今回、改めて同じ植物でもこんなに差があるのだな〜と感じることができました!




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2016.03.08 06:24|イベリス
花農家のみなさん、タネまきしましょう〜!

いきなり、呼びかけからはじまりましたが、たまたまいつも見ている千葉大学苗生産ブログhttp://naeseisan2.blogspot.jp/2016/03/blog-post_7.htmlにおもしろいことが書かれていたので、ちょっと便乗しちゃいます。
この千葉大学苗生産ブログ記事を書いているのは、渡辺均准教授です。ぜひ花農家の皆様には参考になるので、読んでみてください!

ということで、このFBの読者のなかには、たくさんの花農家さんもいらっしゃるので、その花農家さんのための記事もどんどん書いていきたいと思います。
実践するかしないかは、あとは本人次第ですので、実践できる方はどんどんチャレンジしていってくださいね〜。
普通は同業者のかたに、こんな情報は教えないと思うのですが、私はむしろ逆で、どんどん教えあって良い情報を発信しあって、この園芸業界をもっと楽しい業界にしたいと思うので、できるかたはどんどんやっていくべきだと思います。
それが、いろいろな団体に属しようが、属しまいが関係ありません。やりたい人たちがやりたいことをやっていれば、そういう人たちの輪が広がっていくと思います。
そう信じて、こうして私も毎日情報発信を続けたいと思います。
賛同してくださるかたは、ぜひコメントをお寄せ頂ければ、記事を書く活力にもなりますので、よろしかったらお願いします!

さて、タネをまけば、なにか新しい発見がでてくることがあります。ちいさなことでも、その発見をしっかりみつけられれば、新しいチャンスが広がっていきます。

イベリス 大輪 オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸


写真1枚目は、タネまきをして作ったイベリスのなかから出てきた株なのですが、普通とはちょっと違います!!
なにが違うかというと、2枚目以降の写真の左の株がちょっとちがう株で、右側が従来の株です。

イベリス 大輪 オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸

このイベリスは花の大きさが明らかに大きいんです!

イベリス 大輪 オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸

4枚目の写真が花の大きさを比較したものですが、左側が1.5倍近く大きいですよね〜。

イベリス 大輪 オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸

こういうのを見つけた時は、おもわずラッキーって思ってしまいます。
なので、これぞラッキー育種です!(勝手なネーミングですσ^_^;)

しかもこの大輪の株は、分枝性もよく、ノーピンチでこの株ばり!
しかも、わい化剤もなしで、このコンパクトな仕上がりです!

とっても将来性のあるイベリスだな〜と思います。
またまた、新しい商品化へ向けて発進していきますよ〜。

タネをまけば、なにか新しい発見があります。
その発見を逃さずに、しっかりつかまえて、あたらしい楽しさに変身させる。それが自分でタネまきをする醍醐味ですね〜。





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2016.03.07 06:22|イベリス
タネまきをして、植物を育てていると、ときどき思いがけない植物に出会えたりします。

イベリス クリーピングタイプ オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸

写真1枚目の植物は、イベリスですが、この写真をみて、このイベリスは只者ではないというのがわかりますでしょうか?


写真2枚目、3枚目に比較のため普通のイベリスと並べてみました。

イベリス クリーピングタイプ オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸

只者ではないイベリスが左で、普通のイベリスが右です。


イベリス クリーピングタイプ オリジナル品種 育種 生産 販売 松原園芸

枝の出かたがまったく違うのがわかりますでしょうか?

そう、、、なんと、、、このイベリスが、枝が立ち上がらずに、横に這っていく、クリーピングタイプになっています。
枝垂れるようにポットから横に伸びていき、枝が下を向きます。
枝は下に向くのですが、花はちゃんと上に立ち上がってくれます。

これのどこがいいの〜と思うかもしれませんが、、、
たとえば、花壇に植えれば、横に伸びていくので、グラウンドカバーのように広がって花を咲かせてくれるし、ハンギングや寄せ植えなどには、鉢を覆うように育ってくれます。
とくに壁掛けのハンギングでは、植えても立ち上がらないかもしれないので、綺麗な形が維持できるかもしれません。

いろいろな可能性を秘めたクリーピングイベリスというわけです。
この子も商品化をしていけるように、これから栽培試験などを行っていきたいと思います。





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2016.02.28 06:22|イベリス
植物の商品開発はいかに小さな違いにも気付けるかということの積み重ねでもあると思っています。

IMG_8178.jpg

写真1枚目のイベリスの2株は、そんな小さな違いがありますが、わかりますでしょうか??

植物はタネから育てると、必ず小さな違いが出てきます。F1化された品種からはほとんど違いを見つけることはできないかもしれませんが、F1化されていない植物では、種子を播けば、何かしらの違いが必ずでてきます。

このイベリスの違いは、花です。

IMG_8190.jpg

IMG_8189.jpg

写真2枚目(左の株の花)、写真3枚目(右側の株の花)をよく見ると、花の中心部分の色がちょっと違います。
もっとわかりやすくなるのは、蕾を比較するとわかります。

IMG_8182.jpg

IMG_8185.jpg

写真4枚目(左の株のつぼみ)、写真5枚目(右側の株のつぼみ)を比較すると、左側のつぼみはグリーンで、右側のつぼみはピンク色をしています。

写真では分かりづらいのですが、写真1枚目の右側の株は、このつぼみがほんのりピンク色に色づくことで、株全体がピンク色がかったように見えます。
逆に、左側の株は、白色がよりはっきりした株に見えます。
イベリスを育種するにしても、どのようなシーンで使ってもらいたいかで、この小さな違いもとっても重要になってきます。

植物の商品開発はそんな小さな違いをいかに見つけ出して、それの魅力を引き出して、きちんと伝えていくことが必要かと思っています。




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Author:松原園芸
群馬県伊勢崎市国定町で色々な花壇苗を生産している松原園芸です。生産植物の最新情報や特徴を紹介します。

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