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2014.02.11 22:22|
今日は昨日紹介した本からお話を紹介していきます。
(私の備忘録として書いています...)


1944年に奈良県で生まれた秋山利輝氏は、中学卒業とともに家具職人の道を歩み始め、1971年に有限会社秋山木工を設立した。秋山木工の特注家具は、迎賓館や国会議事堂、宮内庁、有名ホテル、高級ブランド店などで使われるようになった。
そんな秋山氏は『会社を作るからには、百年続く会社にする。世のため人のためになる一流の人材を育てなければ百年は続かないぞ』と創業当初から一流の職人を育てることをきめていました。従来の職人はこだわりが強く、頑固で気難しく、威張っているのが当たり前だったので、昔ながらの家具職人は仕事が減っていってしまっていました。そのため、『お客様に好かれる二十一世紀型の職人を育てない限り生き残る道はない』と思い、技術が一流の『できる職人』ではなく、○○が一流『できた職人』を育てる仕組みを築き上げていきました。(○○は是非本書を読んでみて当てはめてみてくださいね。)
その秋山木工で一流の『できた職人』を育てる根源となっているのが、
『職人心得三十箇条』です。この三十箇条には「○○のできる人から現場に行かせてもらえます」という形式になっています。
現場に行かせてもらえるというのは、仕事をさせてもらえるという事です。
つまり、この三十箇条ができなければ仕事さえできないということです。
昨日は『おせっかいな人から現場に行かせてもらえます』というのを紹介しましたが、今日は、この三十箇条からもう一つだけ紹介したいと思います。

「お手伝いのできる人から現場に行かせてもらえます」

そもそもお手伝いとはどんなことだと思いますか?
たいていの人は、人に言われて頼まれたことを行うことだと思っていると思いますが、この秋山木工での『お手伝い』はちょっと違います。
秋山利輝氏が考える『お手伝い』とは相手が望んでいることを読み取って、先回りをして行動することだと述べています。さらにこれを素早く行うことが大切です。
そのためには、いつも周りの人に気を配り、物事に真剣に取り組んで、
見えないものが見えるようにならなければなりません。
秋山利輝氏はこのことを『自分を超能力者にする訓練』と呼んでいます。

 人に言われてやるのは、下の下
   人のまねをしてやるのは、中の中
     人に言われずに自分から気づいてやるのは、上の上。

この超能力者になる方法は、
頭を空っぽにして、人のやっていることを見て、
言っていることを聞くことであると述べています。
これをするには小便がちびるくらいの緊張感で、
集中して物事に取り組まなければならないのです。

紹介した内容は、こちらの本からです。

一流を育てる 秋山木工の「職人心得」



お手伝いといえば、言われたからやります
というのが当たり前だと思っていましたが、
言われる前に行動できるお手伝いができれば、
相手もびっくりするくらい感謝感動しますよね。
これがお客様だったら尚更びっくりして頂けるだろうなぁ〜と思います。
花をお届けするときにこの『お手伝い』が自然にできれば、
その花もよりきれいに見えて感動するものになりますよね〜。
感動を与えられるお仕事ができるように、
日々、真剣に取り組んでいきましょう。


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