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2015.07.04 06:22|ストック
秋冬に向けた商品のタネ播きも始まっています。
今日は、ストックのタネ播きです。

ストック ビンテージ Matthiola incana アブラナ科  生産 販売 松原園芸 直売 八重鑑別 セル苗

1, 2枚目の写真は、タネ播きをするための機械の播種機です。

ストック ビンテージ Matthiola incana アブラナ科  生産 販売 松原園芸 直売 八重鑑別 セル苗

昔は手で箱に筋播きなどをしていたと思いますが、今はセルトレイに1粒ずつ播いて苗を育てていきます。
手でセルトレイに播いていたら、とても一日では終わらない量ですが、この播種機を使うことで、2人でタネ播きを5時間くらいしただけで、4万粒くらいは播けてしまいます。
もっとお金をかけて、高級な播種機を使えれば、4万粒くらい2時間くらいで播けてしまうと思います。機械の進歩はすごいですね~。

ストック ビンテージ Matthiola incana アブラナ科  生産 販売 松原園芸 直売 八重鑑別 セル苗

3枚目の写真が播種機の表面で、種子が碁盤の目にくっついている様子がわかります。この碁盤の目にはちっちゃな穴があいていて、そこから吸引することで、タネが吸い付きます。あとは逆さにしてセルトレイのうえに設置したら、逆に穴から排気して、種子をセルトレイに落とします。これで播種が完成というわけです。

ストック ビンテージ Matthiola incana アブラナ科  生産 販売 松原園芸 直売 八重鑑別 セル苗

4枚目の写真が、実際に播き終わったセルトレイです。
バーミキュライトで覆土をしています。

ストックは生産にはちょっと厄介な植物で、タネを播いたうち、約半分が一重で、もう半分が八重咲きになります。
そこで八重咲きだけを生産するために、小さな苗の段階で、八重鑑別という作業を行って、一重の苗を廃棄していきます。
今回、4万粒くらい播きましたが、そのうち2万本くらいの苗は、植え替えずに捨てるということになります。
ちょっと鑑別にはコツがあって、慣れてくると、9割9分くらいは八重だけにすることができます。
それでも4万本の苗を1本1本チェックしなければならないので、ちょっと気が遠くなる作業です。
今年は、この倍くらいは作っていきたいと思っているので、頑張るしかありませんね!





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Author:松原園芸
群馬県伊勢崎市国定町で色々な花壇苗を生産している松原園芸です。生産植物の最新情報や特徴を紹介します。

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