休眠打破するために

今日もタネ播きのお話です。

昨日紹介したのは、機械を使ったハイテクなタネ播きでしたが、今日のタネ播きは、かなりローテクなタネ播きです。



使う道具は、一番安そうなプラスチックのコップ（100円で20個入のものを使っています）、ティッシュペーパー、ラップ、輪ゴム、以上です。



どうして、こんなところにタネ播きをしているかというと、今回タネ播きをした植物は休眠がとっても深いタネで、普通にそのまま播いても発芽してくれないタネです。
そこで、休眠打破するために、あれこれ色々な処理や試行錯誤をして、発芽をさせていきます（その方法は企業秘密かな．．．）。
発芽の確認をしやすくするため、透明なコップがピッタリというわけです。少しでも発芽が確認できたら、すぐに播種用土へ植え替えていきます。
ただし、この方法でタネ播きができるのは、1週間くらいで、すぐに発芽してくれる植物だけです。というのは、密閉されているので、すぐにカビが生えてしまって、タネがだめになってしまうこともあるので、注意が必要です。

うまく休眠打破できるといいな〜。
この種子からまた新しい品種が誕生していくかもしれません。
未来のスター候補生たちです！




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