2017.01.18 06:28|その他|
プリムラは、ちょっと変った自家不和合性をもっています。
2つの写真のプリムラは同じ色合いの花ですが、ちょっと違うところがあります。
わかりますか??


同じプリムラという植物なのに、おしべとめしべの位置がちがいます。
この2種類の花はそれぞれ別の株で咲いています。
1枚目の写真は、短花柱花(たんかちゅうか)と呼ばれています。
めしべが短くて、おしべが上から見える位置にあります。
2枚目の写真は、長花柱花(ちょうかちゅうか)という花形で、めしべが長くて、おしべは下の方に隠れて上からは見えない位置にあります。
プリムラはこの花形の違いを使った異形花不和合性というタイプの自家不和合性を持っています。
つまり、同じ花の形からの花粉では、受粉しません(理論上は...)。
なので、植物として、必ず他の株の形が異なる花と受粉をして子孫を残すので、雑種強性になって、生育環境への順応もできやすくなります。
もちろん、交配するときは、この不和合性機構を利用して、異形花どうしを交雑させていきます。
植物の交配をして、商品開発をしていくためには、植物生理学、生態学などの知識もすこしあると、開発の場で応用できたりします。
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プリムラはこの花形の違いを使った異形花不和合性というタイプの自家不和合性を持っています。
つまり、同じ花の形からの花粉では、受粉しません(理論上は...)。
なので、植物として、必ず他の株の形が異なる花と受粉をして子孫を残すので、雑種強性になって、生育環境への順応もできやすくなります。
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