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逆を考える

2015.02.02 06:23|その他
このトンネルは、何が入っているかは秘密なのですが、
ある温度調節による生育制御を行っています。

DIFプラスの利用 松原園芸

その温度調節技術というのが、DIF(ディフ)という温度管理方法です。
DIFは、Differenceの頭3文字から名付けられた技術で、
昼温と夜温の差を利用する技術です。
昼間の温度よりも夜温が高くなると、負のDIFといって、おもに草丈の伸長を抑えることができます。
逆に正のDIF、つまり夜温よりも昼間の温度が高くなると、草丈が伸びてしまいます。
もちろん、その効果は植物によって、まちまちだったり、効果があまりない植物もあります。
また、ある植物では、効果が逆にでることも報告されています。
花苗の生産では、できる限り草丈の伸長を抑えるように作るので、
負のDIFで管理する方が良いのですが、
このトンネルの中は、思いっきり正のDIFで管理しています。
これには色々と理由があって、そのような管理をしているのですが、
中の植物は予定通りうまくいっているようです。
普通であれば、正のDIFを使うなんて考えないかもしれませんが、
つねに一般的な発想の逆も考えていると、通常では使わない技術も生きてきたりします。
いつも疑問符を浮かべながら、仕事をしていると、新しい発見につながりますね〜。


DIFについて詳しく知りたい方は下記の書籍を参考にしてみて下さい!






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群馬県伊勢崎市国定町で色々な花壇苗を生産している松原園芸です。生産植物の最新情報や特徴を紹介します。

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