FC2ブログ

プリムラの生存戦略

2015.02.06 06:23|プリムラ
今日は、昨日の話の続きです。
プリムラには2種類の花の形があるという話をしましたが、どうしてこういう形の違う花ができたのかという話をしていこうと思います。

プリムラ ポリアンサ 肥後ポリアンサ 出荷 生産 販売 Primula polyantha サクラソウ科 松原園芸 異型花不和合性


と、、、その前に、、、
まず、花は何のためにあるのでしょうか??
きれいだなぁ~って人に見てもらうためではありません。
虫を呼んだり、鳥を呼んだり、風をうけたりしながら、
受粉を行って、種子を作って、子孫を残すために花は存在しています。
つまり、花は、その植物そのものが生存するために必要なツールなんです。
いろいろな環境化で生き残っていくための生存戦略の上で、
いろいろな花が作られていったわけです。

では、プリムラが花の形を分けたのはなぜでしょうか?
多くの植物は、自分の花粉で受粉したくないと思っています。
自分の花粉で受粉してしまうと、生育している環境に適応するための能力が弱くなってしまいます。これは近交弱性といいますが、それを避けるために植物が獲得した能力が、自家不和合性という能力です。
つまり、自分の花粉では受粉しません!っという能力です。
この自家不和合性の戦略は、植物種ごとに違っていて様々な様式がありますが、このプリムラは花の形を使って自家受粉の拒絶を行っています。

プリムラは、同じ花の形からの花粉では、受粉しません(理論上は...)。
なので、必ず他の株の形が異なる花と受粉をして子孫を残すので、雑種強性になって、生育環境への順応もできやすくなります。
このプリムラの様な花の形を変えた自家不和合性の機構を異形花不和合性(いけいかふわごうせい)といいます。これがプリムラが進化の過程で獲得してきた生存戦略というわけです。
かなり難しいこと書いてしまった気がしますが、私のうる覚えの知識で10分程度でなぐり書いた内容なので、もっと専門的なことを知りたい方は、ぜひ専門書でご確認下さい。



お問い合わせはこちら→(お問い合わせフォーム)までお願いします。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧になって頂き有り難うございます。
松原園芸ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、



ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

にほんブログ村の花農家・花き市場ランキングにも参加しています。
松原園芸ブログを応援してくださる方は、
こちらもポチっと応援クリックをお願いします。
にほんブログ村 花・園芸ブログ 花農家・花き市場へ
にほんブログ村


松原園芸に関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→お問い合せ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
プロフィール

松原園芸

Author:松原園芸
群馬県伊勢崎市国定町で色々な花壇苗を生産している松原園芸です。生産植物の最新情報や特徴を紹介します。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR