鉢広げをしよう
2016.06.18 06:22|カリブラコア|
今日は、カリブラコアのスペーシング(鉢広げ)作業をしていきます。

写真1、2枚目が、一回目のスペーシングがしてある状態です。

このカリブラコアは、受注生産品で、花壇への植栽に利用されるとのことなので、しっかり良い苗を作っていきたいと思います。
写真2枚目をみると、隣の株とぶつかり始めたので、枝が重なり合わないように、再スペーシングをしていきます。

まずは、ベンチあたりの苗を半分にして、新しく苗を広げるためのからのトレーを敷いていきます(写真3枚目)。
そして、間の苗をからのトレーに移動させていきます。

写真4、5枚目が、スペーシング後の様子です。
これですっかり、枝と枝がぶつからなくなります。

スペーシングをするのは、理由があります。
枝と枝がぶつかり合うと、重なり合った場所に光が当たらなくなり、光のあたらない枝は、新しい光を求めて、ぐ〜っと伸びてしまいます。これが徒長という現象です。
徒長してしまうと、株のバランスが悪くなったり、軟弱な株になったりしてしまいます。
また、この曇天がつづく梅雨時期は、株が重なり合うと、蒸れてしまうこともあって、病気が発生しやすくなってしまいます。
スペーシングには、風通しを良くして、ムレを防ぐことにもつながります。
なので、花屋さんでも店頭でしっかり株と株の間をあけて陳列されている店舗をみると、ここの花屋さんの苗だったら安心して購入できな〜とか思います。
一番残念なのは、生産者が出荷のためにトレー詰めをしたものが、そのままぎゅうぎゅうのまま花屋さんの店頭に陳列しているのをみると、このままだと苗がダメになってしまうよ〜と、ちょっと残念な気持ちになります。
店頭でも、しっかりスペーシングをすることによって、苗のもちも良くなります。ただし、広げると乾きやすくなるので、かん水のタイミングや回数に注意が必要になります。
スペーシングはいいことだらけに見えますが、実は、デメリットもあります。
まず、手間が増えること、栽培場所が4倍必要になること、さらに水やり作業も4倍の時間が必要になります。
でも、ここまで広げれば、綺麗な苗に仕上がってくれますので、できる限りスペーシングをしていきたいものですね〜。
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枝と枝がぶつかり合うと、重なり合った場所に光が当たらなくなり、光のあたらない枝は、新しい光を求めて、ぐ〜っと伸びてしまいます。これが徒長という現象です。
徒長してしまうと、株のバランスが悪くなったり、軟弱な株になったりしてしまいます。
また、この曇天がつづく梅雨時期は、株が重なり合うと、蒸れてしまうこともあって、病気が発生しやすくなってしまいます。
スペーシングには、風通しを良くして、ムレを防ぐことにもつながります。
なので、花屋さんでも店頭でしっかり株と株の間をあけて陳列されている店舗をみると、ここの花屋さんの苗だったら安心して購入できな〜とか思います。
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スペーシングはいいことだらけに見えますが、実は、デメリットもあります。
まず、手間が増えること、栽培場所が4倍必要になること、さらに水やり作業も4倍の時間が必要になります。
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